ZODIACの黙示録

なにもしないことをする

RGBカラーセンサでRGBでLED分光表示してみた(ポータブル)。

まえがき

どうもお久しぶりのゾディアックです。この記事はアドベントカレンダー
adventar.org
の二日目の記事です。

RGBカラーセンサとは

RGBのそれぞれの波長に反応するセンサ。それぞれの波長に対して入力を受けた時に電流を流すようになる(多分そう)。使ったのはこれ
akizukidenshi.com

一応言っておきますと、部品を理解する上ではデータシート必読です。お願いします。

乾電池の1.5[V]を5[V]に昇圧する

すみません乾電池を1本使う前提なのですが、LEDはまず1.5[V]では光らないでしょう。なので5[V]に昇圧するわけなのですが、使った回路はアップコンバータのこれです。
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参考文献
trend-neta.com

この回路は1WならパワーLEDという電流をめっちゃ要するめっちゃ明るいLEDにも使えることは確認済みです。最大供給電流は500[mA]なので、まあイケるでしょうと思っていました。

5[V]電源でRGBカラーセンサとLEDの発光に分配

このRGBカラーセンサには電圧を印加します。5[V]印加して、特定の波長が入力された時に出力が発生します。その出力では足りないので、オペアンプ(LM324)で出力を増幅して、FETにかましてLEDを光らせます。トランジスタのスイッチング動作にて。

回路はこれf:id:zodi_G12:20181202000307p:plain

参考文献
www.footfoot.tokyo


直接発光する光源にカラーセンサを押し当ててもいいのですが、それでは味気ないので、この人は白色LEDの照り返しの返ってきた波長を読み取って、対象物の色が何色か判断するものを作っています。

実際に作ってみた

制作物として実際出来たもの

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照り返しさせる白色LEDはON-OFFが切り替えられます(LED上のスイッチで)。パワー供給も、電池以外で別途5[V]印加して使えて(右上のスイッチで電源切り替え)、電池とか使いたくない或いはもったいないなって時にも出来ます。左下スイッチは大元の電源スイッチです。青色が光っているのは、机上の電気(白色LED)の波長が青っぽいからでしょうかね。

机上のLED
akizukidenshi.com

実験です。この煙草、ガラムといいます。タールが33mgあるやつです。俺はいつもこれ吸ってます。美味しいですよ。パッケージ赤いですね。

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赤色のパッケージにかざすと

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赤色が光る。正解。

私の作ったもののメリット

ポータブルであり、いつでも何処でも、「この光に何色が含まれているかな」という調査が可能。

発展的に考えていること

暗号への応用で、RGBLEDとカラーセンサの対応で、精密なものにすればパターン的に連続なものであるから、相当強固な暗号が築けるのではないかという仮設を立てています。そうでなくてもLEDとセンサのペア数を増やせばどうだろう。

あとがき

酔っ払いながら記事書きましたごめんなさい。four roses(ウイスキー)おいしいですね。